ダイヤモンドでなくウンチだった 

畑をざっと見学しオリーブがとても健康なのがよくわかり
期待にわくわくで収穫を開始。

もちろんアサクラ農園と同じ手摘み。
手摘みといっても一粒一粒つまむわけではなく、枝を手でしごく、または小さな熊手のようなもので
こそぎ落とす方法だ。

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赤いのが熊手、これがよく出来ておりシンプルな形だが葉を落とさず傷めず
果実だけが引っかかり下に落ちるようになっている。

果実は傷まない。

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私は母アントネッラと組んで収穫をする 
この後ろ向きの女性がアントネッラ
大女!(身長170mはあるな-横幅もたっぷりある!)

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崖っぷちにある大木。
たわわについている実を私と二人でとりかかる。
これは収穫が始まって数日たった頃の様子、
アントネッラも私がズブの素人・猫の手ではないとだんだんわかって来た頃(笑)

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私も7mあるはしごを持たされ、かなり高いところに上って収穫。

はしごはかなり長く、木製だから重いのなんの!
そして下から見上げるとこんなかんじ

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すごく高い。剪定がいままでほとんどされていない為、
木が伸び放題になってる。
そして伸びてる高いところにおひさまがたっぷり当たるからか実がごっそりついてる(泣)

しかし~~とっても不思議でした。

7mの先端まで登って更に高い枝の上によじ登ってさらに!手を伸ばして横に伸びた枝を伝って
手を伸ばしてこそぎ落とすんですが、
不思議と恐怖感はわかない。

横に一杯一杯伸ばした手でこそぎ落とすとき、
しなってくれる枝、そして足元のオリーブの木自身は私の身体にピッタリくっついていてくれるかんじ。

それはあたかもオリーブの木に守られている-という確信の元、恐怖心が沸かない。
本当に本当に不思議だった。

実際何度か落ちちゃったんですが(笑)
下の土も軟らかなので怪我は一切無し。

一回落ちると恐くなりがちですが、それも無かった。

私はオリーブに守られている、と本当に思った。