★8月号 手放したら入ってくるいいもの・こと

2026年8月号通

手放したら入ってくるいいもの・こと 

 

8月に入りお母さんたちはご飯を作る機会がいつも以上に多くなる季節ですね!

そう!な・つ・や・す・み!夏休み!

 そんな時にお勧めはやっぱりアサクラパスタ。

弊社のオリジナルパスタは唯一無二のパスタ。

 

栽培している人は誰?栽培地はどこ?そして製粉はどこでどんな風に?製麺はどんな方法で誰がどのように?ぜーーんぶ弊社では把握しています。

それは私がパスタ輸入開始時に『パスタとは何ぞや?』とハテ?と考えたのが始まりです。

オリーブオイルの輸入で、偽造や闇があることを知り、パスタも調べないでは始められないと思いました。

存在する食品は世の中の流れに飲み込まれた物が多くパスタもやはりその一つでした。

お陰で栽培からパスタができるまで全て把握できる状態は20年近く続いています。

世に自慢できるパスタを販売できるのは真っ当な小麦、パスタを作る人、製造してくれる人に出会えたお陰です。

 

 アサクラパスタの根幹・生産者中部イタリア・マルケ州の古代麦・古代小麦を栽培するクリスチャンは健康上の理由、その他諸々の情勢を理由に農業をやめる宣言をしました。

 

私はびっくり仰天しました。

 

彼の取り巻く状況を考えると仕方ないと諦めることができましたが、彼の存在の損失は大きく、これからのアサクラパスタの行方は不透明でした。

在庫が尽きたらアサクラパスタはなくなる(かもしれない)とうっすら思う中、それだけを考えているわけにもいかず時間が経過。“なるようになる”と私は一旦手放しました。

 

今年の5月のイタリア料理現地教室でのことです。

 

私の滞在先にクリスチャンが会いに来てくれ久々に話をすることができました。

 

彼は一皮むけたように顔がクリアで元気!今までに見たことがない清々しい顔に変化していました。聞くと懸案事項が一つ解決し、そしてなんとアサクラパスタ緑ラベルのカッペッリ小麦の種を蒔いたというではありませんか。

 

「えーーーーーっ」

 

「なんで?」

 

「あんた農業やめるって言ったじゃない」

 

と詰め寄ったらクリスチャン、笑いながら「昨年の8月に夢を見たんだよ。

あなたは倉庫に眠っている小麦の種を蒔くのです」というお告げがあったというのです。

 

もう私笑っちゃいましたよ。

 

解決した懸案事項は自宅が売却できたことなのですが、その事象により彼の中の深層心理にある何かが起動したのでしょう。

 

そしてその購入者はなんと若者3人。

 

農業をしたことがない3人だそうで、彼の家を購入し住み始め、家すぐ傍の1ヘクタールの畑でその3人は自然栽培を始めたそうなのです。

その農業指導もしている、とにこやかにクリスチャンが語り、彼の状況が変わったことで彼の思考も変わり、行動も変わり、また農業をやっている!

 

なんてしなやかな人なのだろう、と思うのと同時に、

 

私はすかさず、

 

「ねえねえ、その実る予定のカッペッリ小麦はどうするわけ?」

 

「もしかしてアサクラパスタに加工してもいいわけ!!!???」

 

と聞くと、クリスチャン笑いながら、もちろんだよと言う。

 

えーーーーーーほんとに‼私は意外な展開を喜ぶと同時に、力を入れないでいる時こそ何かが生まれる。手放すことにより新しいものが入ってくるという方程式はやはり真理だ!と、正に現象を見せられました。

 

そんなわけで、アサクラパスタの中でも人気のカッペッリ小麦のパスタ(緑ラベル)の存続が首の皮一枚で決定したような感じです。

 

そして、クリスチャンはこうも言いましたよ。

 

「今年の秋はファッロを蒔いて、一年交代にカッペッリ小麦とファッロ麦を栽培するのが僕として理想だよレイコ。レイコも一年交代でファッロとカッペッリのパスタも作ればいい」と、

 

なんとも嬉しい提案。手放したお陰で向こうから私の理想がやってきた!

ということで懸案事項は率先して手放しましょう!

 

きっといいことがやってくるよ!(れ)