★4月号 唯一無二のパスタ ~新製麺所パスタ入荷~

2026年4月号通

唯一無二のパスタ ~新製麺所パスタ入荷~

 マルケ州で新規就農したクリスチャン。無農薬無肥料で栽培する貴重な生産者でした。

実は健康上の理由で農業を廃業することになりました。

 

数年前から打診はされていましたが、本当にその日が来るとは信じたくない一心でとうとう昨年の夏、宣告されました(涙)。

 

長年ヘルニアに悩まされており、アップダウンの厳しい山間部での農業の厳しさを目の当たりにさせられました。

また、円安により2024年産の麦は全くパスタに加工することが出来ませんでした。いろいろな理由が複雑に絡んで廃業という選択をしたようです。

そして、2025年(昨年)産の最後の原料で加工したパスタが今回入荷したものです。

 

 

このパスタから新しい4軒目の製麺所での加工になります。

 

貴重な低温乾燥をする製麺所ですが、細いスパゲッティ類や生地が薄い複雑な型のショートパスタは技術がなくできません。

そのような理由から、限られた型のみ加工をお願いしました。

 

スパゲッティは今までで一番太い1.82㎜、以前のものよりちょっとだけ太いかな、という気になる太さではありません。

またファッロ麦のペンネも以前より一回り大きく生地もやや厚めです。

味はまずまずおいしく及第点です。

 

 

 4軒目のパスタ製麺所は、一八〇〇年代創業の古い製麺所ですが、製麺機が新しく、それはいいこともありますが、そうでない部分もあります。

 

代々続いてきた製麺所だから優れた製品が出来るとは限らない、を今学んでいます。昔ながらの工程は同じでも、マシーンの動く速度は合理化されており部分部分で最新です。

 

それが本来の製法とは微妙に変わり、風味や味わいに影響する、をこの製麺所で学びました。

 

とはいえ、貴重な低温乾燥の製麺所、そしてクリスチャンが20年かけて作り上げた土壌から育った貴重な古代麦、小麦を原料に加工しています。

 

特定できる生産者の原料で低温製粉、そして低温乾燥、世界でもこれしかない!唯一無二のパスタと私は思っています。

 

 

 これまでのパスタと食べ比べてみてください。

うんちくや能書きは参考にはなりますが、体感に勝るものはありません。

 

ご自分の舌や噛み応え、そして胃に入ってからの食後感、それらを何度も体感してこそ判ります。

何度も何度も味わうことで自分の五感でそれが理解できるようになります。

 

味わいだけでなく、消化や吸収に無理のない製粉・製麺と原料でつくられたアサクラパスタ、ご賞味ください。

 クリスチャンはこれからどうなるのか?

 

それも気になるところですが今休止しているブログでその辺りも続編を書かなければと思っています。

 

おいおい書いていくつもりです。

 

また、これがステキなエピソードなんです!(れ)