オイルが白濁する理由

寒くなりますと、
アサクラのEVOシリーズオリーブオイルは白濁し固まったりします。
冬の寒い時期に見られる白濁や固まりですが、
オイルが届いた時に驚かれる方もいらっしゃいます。

今回はこちら白濁する理由についてお知らせいたします。

理由としては、オリーブオイルには6種類の脂肪酸が含まれていて含有する
(成分の95%を占める)脂肪酸が「凍る」ためです。
水は0℃で凍りますが、その凍る温度もしくは氷が水に溶ける温度を「融点」といいます。
脂肪酸も温度が下がると変化し、溶けたり固まったり(凍る)します。

これらの脂肪酸が入り混じったオリーブオイルは約7℃以下になると凍り始めます。
これはオリーブ果汁100%でつくられた自然な現象です。

アサクラ倉庫は温度管理し、白濁、凍らないよう管理をしていますが、
寒い時期は出荷しますと途端に温度が下がります。

また、アサクラのEVOオリーブオイルシリーズは無濾過・自然分離させてオイルです。
フィルター処理などしたオリーブオイルに比べますと凍りやすい特徴がございます。

しかし、品質には全く問題ありませんのでご安心ください。

凍り始めはどろっとした感じになり、白く固まります。
このような場合は、暖かい部屋に数日置いていただくか、
給湯のお湯をボールにためて瓶ごとお湯に浸して頂くと戻ります。

冬のオリーブオイルの現象を本物の証しとし、ご理解頂きますようお願い致します。