2022年明けて初めてのブログになります。
皆様ごきげんよろしゅうございますでしょうか?
今日は立春ということで
新年のご挨拶をさせていただきます。
立春。
雪国に住む者にとって春は待ち焦がれていたもの!
白銀、曇天の空が殆どの雪国は
冬はモノトーンの季節。
しかし春は!
雪の下から芽吹くフキノトウや水仙の芽、
花屋で見かける薄い緑や薄い桃色の花々が
感覚を刺激し、ワクワクです!
さてこの立春は、
一年を24に分け二十四節季(にじゅうしせっき)と
呼ばれる中国から伝わる暦の言葉で、
24の漢字二文字で表す、季節を表現する言葉の一つです。
現在使われているカレンダーはグレゴリオ暦と呼ばれ
外国からきた暦の理論。
二十四節季とは具体的に
大雪→小寒→立春→啓蟄→清明→立夏→芒種→小暑→立秋→白露→寒露→ 立冬→
冬至→大寒→雨水→春分→穀雨→小満→夏至→大暑→処暑→秋分→霜降→小雪
https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s7.html
いくつか聞いたことのあるものがありますね。
その二十四節季は
自然界の大きな営みから人間が察知し、
生活に取り入れ、
農業や漁業などにも役立てていました。
いや、現在形で、『今も役立てて』います。
太陽や月など、大きな宇宙の中での一惑星・地球という視野で
昔の人はその関係性を感じ取っていたという事でしょう。
万物の中の一つ、地球、そして生きとし生けるものすべて
万物は大きな中でそれぞれの営みを
毎日毎日何年も何年も
繋いでいるわけです。
立春を機に、春のはじまりを機に、
私も新しい自分、季節が変わると自然界も一新していくように、
常に変化しそれに対応できる自分であるよう
心新たにと思います。
お正月からもう一ケ月経ってしまいましたが
年末年始は何かと忙しい中、
やっと今、みなさん落ち着いてきたのでは?
そんな中、今日は一冊の料理本をご紹介します。
マクロビオティック料理研究家である
杉村美樹さんの
『月と暦のテーブル』(岡部賢二氏 監修)
です。
身体のリズムと自然界のリズムは連動しています、
というのを年を取って私も感じるようになりました。
満月や新月の時の海の潮の満ち引きを
実際に瀬戸内海の海やイタリアの海で見た時に、
海のないところに育った私は驚いたものです。
自然界だけでなく私たち人間もそういうものに影響されながら
生きているんだな、と思います。
杉村美樹さん(先生)とは
オリーブオイル使い方講習を美樹さんの教室(ハッピーテーブル)
でさせていただくようになり、
美樹さんのお人柄と見識、知性を垣間見、
素敵な女性だと、改めて時間と共に理解していきました。
美樹さんの著書はこれで2冊目になり、
大判でとっても見やすく、
お料理も魅力的なものばかりです。
是非、みなさんもお手に取って
見ていただければと思います!
ご購入はこちらからもできます。
ハッピーテーブル(杉村美樹さんHPサイト)より
https://happytable.salon/about/
また会津クチーナの講習会でも販売しています。
(クチーナ2022年前期スケジュール決まりました・ご参加受付中)
マクロビオティックがベースですが、
ぱっと見、和食の基本が軸で
マクロビオティックを知らない人でも
すっと入っていける本だと思います。
あれもこれも作ってみたくなる装丁や写真も素敵な本です。
立春を機に、私もまじめに料理したいと思っています。
まずは何をつくろうかな、
レシピ本て、楽しいね。
立春、こんな気分♪