やっとやっと実現できた!
山登りに行ってきました~
やってみて思ったのは、
わたしの魂が欲していたことにリンクしていた、ということ。
たしかに、確かに大変でした山頂まで、
そして下山。
無事に登って下って、
「何のために山に登るのか?」の質問に
「そこに山があるから」と答えたのは有名なセリフ。
イギリスの登山家、ジョージ・マロリーの言葉だそうだ。
それが少しわかったような気がする。
わたしも、ちょっと前までは
山登り?(私には関係ない)
ワンダーフォーゲル部(高校の部活にあった、若いのによくやるねえ)
の人を理解できなかったし、
山登りは、全く興味なし。眼中になかったものではあったが
この年になり(9月で58歳)
Facebookであの人、この人、
知った顔が山登りの投稿を連発、目に入る。
みんなの顔がめっちゃいいではないか!
それが刺激になったのか?
わたしの中にむくむくと山に登りたい症候群へと駆り立てた!
山に登りたい!
山に登るんだ!
山に登らなければならない!
と無性にそんな境地になったのです。
そして登山のプロが周りにいっぱいいるではありませんか!
今回、私を山に連れてってくれたのは
Mioさんとインコ(鳥ではありません)さん。
このお二人は登山のプロフェッショナルなので
安心して、ワクワクし山に行けた!
そして、感想は!
「めちゃくちゃよかった!」
「早く次にまた行きたい!」
「今すぐ~~~」ってくらい、気に入りました。
何がいいって、いろいろありすぎる~
はじめての山登り体験をリポートします!
そして誰かの刺激になったら嬉しいな。
一緒に山に登りませんか?
①身体を動かすこと
普段倉庫と自宅の往復は車。その辺の買い物も自転車。
自慢じゃありませんが、ほとんど歩かない。
万歩計を見て500歩なんてのはざら(笑)
それがいきなり歩きましたが、一年以上続けているストレッチの効果か、
帰宅後の筋肉痛もそれほどではありませんでした。
②山登りは、登って下って、それのみ
プロフェッショナルー1のMioさんに、
「山登りどうかな?出来るかな?」という私の不安の問いに
Mioさん「基本歩くだけだから」とのお言葉にわたし、昇天!
イタリアに行くときにフィレンツェ在中の知人に
「わたしイタリア語はもちろん英語もろくにできんけど、大丈夫かな、料理やれるかな、住めるかな?」
の不安な問いに
知人「レイコちゃんローマ字分かる?」
わたし「さすがローマ字はわかるがな~」との答えに
知人「じゃ、だいじょうぶ」と答えたあのニュアンスと同じだった。
後から騙された、とイタリアの言葉の壁は大きかったが、
山登りのMioさんの、「基本歩くだけだから」は全くその通りだった!
②装備にちょいと投資した私
山登りは軽装ではいけない。
あらゆることを想定して(遭難という言葉も視野に)
準備が必要というのを
さて、いざ、実際に、計画を!となった時点で
Mioさんから長んが~~~~~い準備品とその必要性が書かれたメールが届いたときには
ひるんだわたし。
まじですか?(?が点)
そして、会津若松市内にある登山グッツのお店に駆け込み(しかも行く2日前)
靴から上下衣、インナーその他もろもろ(あ、クマちゃんの顔の熊よけ鈴も)
一式揃えましたよ!
結構な出費でしたが、
この買い物は1回きりではあまりにもったいない、
また行かなきゃ!と思わせるものでした。
③登って下るのが・・・・・山登りの前日
さて、準備万端、雨続きだった天気が嘘のように晴れとなった某日。
行先は南会津の田代山。
初心者にはまずまずの山だそうですが、
那須のクオーレデルソルの滝口さんに、「結構きついっすよ」と
前日に脅かされ、一瞬ひるんだが、
聞かなかったことにしていざ、前泊のタンボロッジへ。
MIoさん、インコさんと合流し、
前日は温泉を楽しみ、タンボロッジの料理を楽しみ、
※夕食のお楽しみ、食後スイーツはまた料理長、遊んでました(^^;)
そして、おしゃべりを楽しみ~早めに就寝したのでした。
④水の美味しさ!
タンボロッジの水もおいしいので水筒に水頂戴と言ったら
料理長「登山入り口に水場があるからそこで汲むといいよ」と。
登山口まで車で行き、
そして水場を探すがない!
水場は~~~~どこ?という私に、
登山のプロ2人が
「水場はここから15分ぐらいのところにあるよ」と、
そして川伝いに上り進むと、「水場」と書いてある看板が。
見ると、川、というか沢だ!
「え~~~川の水を汲むんっすか?」とわたし。
そうだよ~と
水筒に各々川の水を汲んだのでした。
これにはびっくりで、
水場だから蛇口があるのかと思ったのですが、
川の水を汲むとは~~~もうこの辺からテンション上がりまくり。
⑤行は登りだけ(^^;)
当たり前ですが、登り始めると、ずっと上りなのです。
あれ、下らないのか?と思うんですが、
「これずっと上り?」という私の質問に、
インコさんが「当たり前じゃが~山に登るんだから」
ひゃ~~~ずっと上りか!
登頂までずっと上り!
持つか~~~体と足が持つか~~~
こんな当たり前なことにその時気づいた。
一気に不安になったのであります。
運よくお天気に恵まれ、まだ新緑たけなわの田代山、
すんごくいい~
そして
歩き始め20分ぐらいたったころで私急に、疲れ始めた。
急に!急にだよ!
一歩踏み出すのがやっと、やっと、
あれま~こんな手前でなぜに!
と私の様子を見て察した二人がじゃあ休憩しようと、
さっと休憩用のお尻にクッションを敷いてくれ
さささっとやることが手馴れている。
よどみがない!さすがプロだ。
わたし、よっこらしょと座ったのです。
わたし、この時点で(内心)やばいかも・・・・と言うに言えない状況を察してか
二人がおやつを食べよう、と
リュックからおやつを出してくれた。
そしてまず初めに例の水場で汲んだ沢の水を飲んだら!
そのおいしいことおいしいこと!
この水で生き返り、わたしせんべいをもらってぼりぼり。
山に来ると思う存分食べれる、とインコさん。
なるほど~~~~
体力維持、
食べたもんを消耗しながら登ららねばならい、
食べてもいい!を実感。
せんべいを食べてエネルギーが補給されたのを実感するのは
また歩き出してから!
す~るする登れる!
がぜん体が動くようになった。
エネルギー切れだったようだ。
タンボロッジの朝ごはんをたらふく食べてきたのに・・・
⑥登って登ってのっぼてまだつかない!
いや~最後は無口になりましたよ。
もう限界の手前、そうしたらもう少しだよ!という声に救われ
最後の力を振り絞ると山頂が!
田代山はお山の上がまっ平
湿原になっており
湿原の合間にある木道を歩くようになっています。
一見、尾瀬みたいです。
春のはじまりの田代山頂上は様々なちいさなかわいい高山植物でいっぱいでした!
そしてやっとわたくしたち山頂とかいた看板の前に!
(看板の写真がない~~~~)
向こう側には会津駒ケ岳がまだ白い雪に覆われて
絶景!(生きててよかった!)
向こう側に雪をかぶった会津駒ケ岳が見えます
山頂からの眺めにうっとりしながら
2人は次のアクションに。
⑦お楽しみのお昼ご飯!
何が楽しみって、山頂ランチ「ラーメンを食べる!」だ!
わたしはよっこらしょとすわり、もう二人がてきぱきと用意してくれた
わたしはというと、ひたすら出来るのを待つのみ(^^;)
インスタントラーメン(オーサワの玄米ラーメン)
を鍋に入れたインコさん。
しかし、わたく~~待てない!
そこで登場したのがこれだ!
持ってきたレトルトのチェチカレーとミネストローネをあけて
ラーメンが出来上がるのつなぎにちょいと一口、と思ったら、
あまりの美味しさに!
びっくり~ミネストローネは動物性たんぱくや油不使用なので
温めないままでも十分おいしい。
野菜とチェチ(ひよこ豆)が入っており、
こんなにおいしかったんだ!と感動ものです。
その間に二人は着々とラーメンの準備(私の分も)
もう、ワクワクの絶頂!!!
インコさん、最後の仕上げ!
そして憧れの山頂ラーメンを食したのでありま~す!
生のキャベツと乾燥わかめの具も持参。
流石です!
うんまい~~~
わたくし大感激!
Mioさんはスパイスカレーをラーメンに入れてた。
Mioさん、インコさん、ありがとう!!!感謝感謝。
おやつもぼりぼり、
そして食後にはコーヒーも!
あ~~~生きててよかった!
しあわせ~~~幸福度120%!!!
山頂でランチを食べて避難小屋(ぎょっとする言葉)を見学し、
こんなベンチがありちょっと休憩。
暑くもなく~寒くもなく~
丁度いい塩梅の気候でした!
山頂を楽しんだ私たち。
そしてそろそろ下山!いざ!
と下りの絶景は大感動。
これは画像ではわからない。肉眼で見なければわからない美しさ。
⑧恐怖の下山
いや~楽しんだ山頂でしたが、
後は来た道をそのまま下山なのだが、
これが、やはりうわさには聞いていたが相当厳しかった。
半分まで来たところで左ひざに違和感が出て
やっとやっと下山できたときには
本当にほっとした。
2人に迷惑をかけずに、無事あの例の沢が見えた時には達成感100%
顔を洗って、また水を飲んで、
水筒にまたいっぱいに沢の水を汲んで
記念撮影!!!
やり切った顔ってあるんだね。
みんないい顔!
Mioさん、インコさん本当にお世話になりました!
また、わたしを山に連れてって~~~~
帰りもタンボロッジさんに寄りおしゃべりして、
温泉に入って汗を流し、
あの二人は会津高原駅から颯爽と帰っていった!
めっちゃタフ~~~二人のプロフェッショナル!
Mioさんは山梨の沢登からそのままこちらに直行。
いや~プロは違うね~
わたしは、タンボロッジ料理長に
散々脅かされ、翌日の筋肉痛を覚悟していましたが
それほどでもなかったので、
それがうれしい~
やるではないかわたし、
と、自分で自分をほめてあげたのでR。
⑨まとめ
いや~楽しかった、おいしかった、美しかった!
大自然の雄大さと空気感、
目に見えないモノから
何かをいただいたような充実感。
2人のプロのお蔭で初めての本格山登りを無事終えたわたし。
次はどの山に登れるのだろう!
たのしみだ~~~~~
チャオ