コラム内容
イタリア現地料理教室を10倍の価値にする方法
爽やかで清々しい地中海性気候のイタリアですが、先月は朝晩が寒く日中は辛うじて爽やかな日が続きました。
6月に入り急に暑い‼️ 夏がやってきました。
GW明けから始まったイタリアでの現地料理教室と産地巡り。
ご参加のみなさんには、想像以上に楽しんでいただいています。
イタリアに旅行しても、イタリアの家庭に入り現地の人たちが食べるものを滞在中に食べる機会に出会えることは難しいです。
また、プロが作る料理屋さんの料理と私たちが日常で食べる料理が違うようにイタリア人が日々食べているものは簡素で驚くほど少ない材料で料理し食べています。
そしてそれが、驚くおいしさです。
会津クチーナ(料理教室スタジオ)では、私がイタリアで実際に見て食べて知った本当のイタリア家庭料理をレクチャーしており、優れたオリーブオイルの魅力をみなさんに知って学んでもらっています。
この世界を知ると調理する材料、特に野菜の力の差に気づき、また逆に野菜のすばらしい味わいに気づくことができます。
会津クチーナ、また全国各地での「オリーブオイル使い方料理教室」に参加し実践された方が、現地でその擦り合わせを出来る機会が、今回のイタリア現地教室です。
2006年の初回からCOVID期間を除く、毎年恒例の教室になっています。
リピーターの最高記録は5回! 2回、3回目のリピーターもたくさん参加されています。そして現地を見て、本物をつくる人たちに直接会い、コミュニケーションをとることにより、さらにご自身で腑に落とし、イタリアでの経験を自分バージョンに変換されていく。。。
それが現地教室の魅力です。
6月に入り第3グループが現地入りしました。私は繰り返しみなさんに通訳し説明をしていますが、産地もその時その時変化し、また新しい学びを私自身がさせてもらっています。
受け入れる生産者も、10000km以上離れた全く別の食文化の、そして自分の生産したアイテムを食べている人たちが来るわけです。
みんな大喜び、コミュニケーションが深まり生産者はもちろん、イタリア人みな心から喜んでくれます。
『喜ばせっこ』の応酬が、このアサクラ主催・現地料理教室 in Italyとも言えます。
COVIDも明け、イタリアと日本の交流がやっと再開できました。
引き続き第4グループまで続きますが、毎回毎回の新しい発見にワクワクしています。
来年も同時期にこの現地教室を開催予定です。
まずは、会津クチーナにて是非学んでください。
そして、これらオリーブオイルをはじめアサクラアイテムを食べていただきたい。
自ら料理し、食べてみる、ということの予習、実践してからのご参加が、
現地教室を10倍実りあるものにできます。 (れ)
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