【YoutubeアサクラCHANNELVOL2の失敗の原因】
じゃがいもと春きゃべつのサラダ試した方いらっしゃいますか?
もし、試してみてうまくできなかった?
失敗した!
という方のために。なぜか?を説明したいと思います。
●ジャガイモのゆで上がりとキャベツのゆで上がり時間のギャップ
【ケース1】 じゃがいもが固い場合
【ケース2】 じゃがいもをゆですぎキャベツが固い
【ケース3】 キャベツがゆですぎ
簡単なようですが、タイミングが難しい。
じゃがいもが新じゃがかひね(昨年の越冬した)じゃがでも結構熱が通るまでの時間は変わります。
必ず竹串で、すっとじゃがいもに通るまで煮ましたか?
あの動画ではひねじゃがを使いゆで上がりからキャベツを入れるまで15分弱かかりました。
また
【ケース4】 ざるでしっかり蒸気が抜けきれていない場合
これだとキャベツがべちょべちょでオイルが絡んでもイマイチです。
また
【ケース5】 蒸気が抜けすぎ完全に冷めて材料が乾いた状態になってからオイルを絡めた場合、
これもイマイチです。
蒸気が少し残っている(湯気がなくなってきたな、という頃合い)この少しの蒸気(水気)と加えたオイルが
材料全てと絡み合い『乳化』しおいしくなる。
見た目もおいしそうになります。
ここまで出来たとして、味がまだイマイチの場合!
それは完全に材料に問題があります。
【ケース6】 じゃがいもの品種(男爵でない方がいい、男爵は他に比べて味が薄い)
おすすめは切った中身が黄色いタイプが断然おいしい。
崩れやすい品種(キタアカリなど)が向きます
今回は北海道産折笠農園(自然栽培)さやあかねでした。
皮が赤くて中黄色。とにかく材料自体がおいしい芋!
化学農法の芋はうまくない。
有機や自然栽培系選んでください。
または
【ケース7】 オリーブオイルの品質がイマイチ
これは風味と味がダイレクトに影響するため
そして最後!
それでもダメな場合は、
【ケース8】 塩がおいしくないためです。
○○のこだわりのお塩 ○○産○○方式、
○○部分はこだわりのキャッチフレーズ、
いろいろあると思いますが、
もちろん製法など塩の品質で大事な要素はありますが、
料理をおいしくしてくれるのにそれが関係するか、はそうでない場合も多いのです。
塩を替えてください。どれがおいしいかわからないと思います。
アサクラのおすすめのコンチェントラートデルマーレでやれば必ずおいしいです。
宣伝になっちゃたけど、事実です。
そして家庭料理は何度もやっておいしくできるようにするものです。
一度やり失敗してもうやらない、は残念過ぎる!
このレシピは腑に落とせば、ほとんどの野菜で応用が利き
ソースいらずの温サラダがおいしく食べられるからです。
レシピに頼らず自分の目で、音で、指で柔らかさの加減、そして舌で味わい、確認し、
何度も何度もやり経験値を高める、
そしてその人のレシピになり、
その人(家庭)の味になっていきます。
応用もきくようになります。
料理って簡単でたのしい。
材料とは、料理とは、料理する自分が材料に合わせるのです。
おいしくなるように、材料の素性を確かめ、寄り添うものです。
さあ、うまくできなかったから、
もう一度、チャレンジしてみてね!
あきらめない。あきらめない。
だってすごくいいレシピなんだもん。
じゃがいも、キャベツ、オイル、塩、水(茹での)
これの量とタイミング、そしてあなたの観察力と経験値がおいしくするよ~~~~
アサクラCHANNEL ライブクッキングVOL2
写真はツナ入り・ガルム(魚醤)風味