第17弾 わら一本×有明海産極上焼き海苔

わら一本生産者・マイケル応援のための

日本全国のおいしいものとEVOわら一本のコラボ企画

 

第17弾【有明海産極上焼き海苔&EVOわら一本のセット】

 

ご注文はこちら→
(※プチセルクルさんのオンラインショップになります)

 

昨年暮れの佐賀産からすみとわら一本のセットではたくさんの皆様にご協力、

応援をいただきました、心よりお礼を申し上げます!

 

 

アサクラ一押しのオリーブオイル・わら一本の生産者マイケルの応援のために開催している

コラボ企画、今回で17回目になります。

 

 

 

今年に入り最初のコラボは新登場の九州・有明海の『焼き海苔』です!

 

 

 

おいしい海苔、これまで私もたくさん食べてきましたが、この焼き海苔には驚いた!

 

 

 

海苔は日本人なら誰もが食べる幼児期から最後の最後まで、一生食べる食材の一つです。

地味な存在ですが、焼き海苔がなかったら日本の食文化も半減するのではないでしょうか。

 

私もおにぎり、のり弁、海苔巻き、お寿司、ざるそば・・・

あらゆるシーンで焼き海苔のお世話になってきました。

 

 

そして 60年近く生きて来て今まで一番衝撃的な海苔のご紹介 です!

 

 

昨年12月、福岡市のプチセルクル/松﨑ゆみさん主催の料理教室の折り、

焼き海苔の生産者さんが参加されていました。

 

 

そしてお土産にいただきその場で食べてびっくり!!!

 

 

「風味」「旨み」「舌ざわり」今まで食べたどの海苔よりも美味しい!

この海苔に及ぶものはないな~と思います。

(※あくまで朝倉の経験談として)

 

 

そのおいしさの秘密、是非みなさんに知っていただきたい!と

コラボ企画のお願いしましたら、

 

焼き海苔屋さんである成清忠さんに快諾して頂きました!

 

 

ところで私、「焼き海苔」についてほぼ、意識したことがありませんでした。

「無酸処理」の海苔がいい、とそれだけの知識でした。

 

今回のコラボでは日本人にはなくてはならない、

イタリア人から見たら『黒色の四角い紙』にしか見えない不思議な食材、

『海苔』いや、『焼き海苔』とはいったい何かこの機会に一緒に学びましょう!

 

 

成清海苔店

 

17弾コラボの生産者さん焼き海苔の『成清海苔店』が素晴らしい!

 

日本有数の海苔の産地有明海で養殖される海藻の一種である『海苔』

加工し四角い板状の焼き海苔になるまで、果てしない緻密な作業を経ておいしくなります。

 

 

おいしさの秘密(1) ―有明海の特異な地形の恩恵

九州西にある有明海は最大6m干潮と満潮の時の差が起きる海は日本では有明海だけなんだそうです。干潮時は海苔は太陽の光をたっぷりあび光合成によって成長します。

逆に満潮時は海の水に浸り海洋中の養分を吸収し旨みの素になるアミノ酸を蓄えます。

この干と満を繰り返すことにより旨みが増して冬の冷たい風に当たることによりしまりのある柔らかさが生まれるのだそうです!

有明海が海苔の大生産地というのがこれでうなずけますね。

 

ただし、有明海産の海苔は数多あるのですが、成清海苔店さんの海苔は一味も二味も違う、

そのおいしさの秘密がまだまだありました!

 

 

おいしさの秘密(2) 『酸処理していない海苔』

海苔の養殖は海の中に支柱を立て海面に網を張りその網に海苔を付着させます。

その張った網に海苔以外の藻が付着したりまた海苔特有の病気・赤腐れ病などによる収穫量のダメージが極力ないようにと網ごと有機酸(リンゴ酸やクエン酸など)に浸してから海に戻します。これは海水の汚染にもつながり環境に負荷もあります。環境配慮と海苔に薬剤による汚染と味の劣化がないように網に酸処理しないものだけを原料にし焼き海苔を作られています。

 

 

おいしさの秘密(3) 『秋芽一番摘み』のみ使用

海苔は春から夏にかけて種を育て気温が下がる11月からが収穫が本格的に始まります。成清海苔店さんはこの時だけ摘採される『秋芽一番摘』のみを買い付け加工します。

一番初期に摘まれる海苔にこそ風味や旨みが濃く柔らかくおいしい焼き海苔になるのだそうです。

ちなみに買い付けた秋芽一番摘みは冷凍し注文ごとに加工をするそうです。

(注・海苔の養殖業者から焼き海苔に加工する成清海苔店さんまでには海苔独特の複雑な流通を経ます)

 

おいしさの秘密(4) 『焼きの技術』

生海苔を見たことがあるでしょうか?あのどろどろの生海苔を四角く薄い板状の「焼き海苔」にするまでにはいく通りのもの工程を経て完成されます。

特に「火入れ乾燥」は非常に緻密でデリケートで難しい工程。その見極めは熟練の職人技!

焼き海苔『成清海苔店』さんの焼き海苔は一切妥協の無い加工工程を経て私たちの手に届きます。

 

 

 

おいしさの秘密(5) 『人――成清忠さんと千賀さん』

 

さて、これらのこだわりは真骨頂はもちろん「焼き海苔」を作る生産者さんです。

作る人の想い、心意気があってこそです。

 

生産者さんは成清忠さんと奥さまの千賀さん。

サラリーマンを経て家業を継がれた忠さん。奥さまの千賀さんと二人三脚で焼き成清海苔店を切り盛りされています。焼き海苔の美味しさは原料の海苔の吟味はもちろんその後の加工工程をどのようにするかで同じ原料でも全く違った完成品になります。

 

成清さんは言います。全てがオートメーション化が可能ですが、それでは決してこのようにおいしい海苔は出来ない、と。私も焼き海苔の出来るまでを知り食べて、それが判りました。

海洋汚染やおいしさの面から秋芽一番摘み原料だけにこだわり、その調達から「焼き」まで一切の妥協はせずに作られる成清さんご夫妻の姿勢はかっこいい。日本の食文化にはなくてはならない『焼き海苔』です。伝統と“食べ物を作る”の視点からみなさんに焼き海苔のつくり方やバックボーンを知っていただきそして食べてその本当の海苔の風味と、味が生きた本物の焼き海苔を食べていただきたい!

 

そしてこの焼き海苔を通して

環境や伝統、生産者を応援する、機会にしていただけたら嬉しいです。

                            朝倉玲子

 

 おしどり夫婦・成清忠さんと千賀さん

 

ラボの主役・エキストラバージンわら一本について

私が初めて訪問したマイケルの畑は悠々とした大地に点在するオリーブの木たちがそれはそれはのびのびと、時間がゆっくり流れるような中で立っています。美しすぎてうっとりしたものです。しかし聞くと初めは荒れ放題の畑だったそうです。オリーブ以外の植物がはびこり、人間が管理しない為、実のならないうっそうとした状態だったそうです。

 

それを仲間たちと手作業で一から整え今のように美しい畑に蘇えりました。

 

 

【自然栽培のこと】

マイケルは福岡正信氏著書の自然農のバイブルとも言われる「わら一本の革命」のイタリア語版を偶然手にし、それまで模索していた自分たちのしたい農業のきっかけをつかみます。その本との出会いはまさにマイケルの人生のターニングポイントです。

 

生まれ育ったローマ近郊のカルボニャーノという小さな村から出て、全く縁のないウンブリア州に移り住んだのが2011年。縁のなかったと書きましたが見えない縁があったからこそこの地に住むようになったのだと後から話を聞いて納得。世界でも人気の高品質のオリーブオイルが生まれる産地で彼はオリーブを育てるようになります。

 

彼は「わら一本の革命」に影響され無肥料・無農薬で植物は育つ、を実践します。2つのオリーブ畑を借り2012年から放棄オリーブ畑の再生に取り組みます。

 

【わら一本と日本】

オリーブは一度果実がならなくなると大きく剪定し木を調え実がなりだすまでに数年がかかります。

私は2015年にマイケルに友人を介して引き合わせられました。

まさにオリーブが実り始め、初めてオイルに出来上がった翌年の夏でした。

話し合い、私は彼らの志をなんとかせねば、という気持ちに駆りたてられ、分不相応とは思いましたが、ウンブリアの高品質の(単価の高い)オイルの輸入に踏み切りました。

彼のここまでのストーリー(コラボセットに同封するマイケル物語に詳しく書きました)と、折角若者が農業を始めしかも決して楽ではない自然栽培の道を選んだが出来た産物を受け取る人がいない。困っている。果実は毎年実る。そのサイクルを一度でもストップすると彼らに次はありません。

どうにかして彼らの意志を受け取り理解者を増やさねば、とそれだけを思いわら一本の輸入を開始しました。2016年産から正式に日本輸入が始まりました。

マイケルはこの自身のオイルに福岡正信氏に敬意を表し「わら一本」と名づけました。

 

イタリアと日本のご縁がつながり、そしてEVO(エキストラバージンオリーブオイル)わら一本はお陰様で沢山の理解者に支えられ毎年滞ることなく輸入販売が出来ています。

 

【コラボセットの意味】

マイケルの応援と支援の為に始まったオイル輸入ですが、まだまだ認知度を広げる必要があります。そして継続購入して下さる方を探しています

(その辺りも同封のマイケル物語に詳細を書いてますのでご覧下さい)

コラボ企画は、同じように日本国内で小さいながらもおいしく健全な方法で生産物を作り出す生産者の応援も兼ねてコラボセットを企画しています。

 

【 コラボセット詳細 】

■ご注文はこちらから ※アサクラでの販売はございません

この成清さんの焼き海苔を紹介してくれたのが

アサクラお菓子部オブザーバー・

福岡県で菓子・製造販売をされているプチセルクルの

松崎ゆみさんです。
今回は松崎さんのプチセルストアからの販売になります。

  ↓ ↓ ↓ 

プチセルストア

 

●セット内容 

・EVOわら一本(250ml)・・・1本
・成清焼きのり(全形10枚入り)・・・1袋
・コンチェントラートデルマーレ(280g)・・・1個

価格 ¥4,620(税込)

※基本セットのほかに、個数を替えたアレンジセットもございます

※販売は、限定数なくなり次第終了となります

※ギフト別配送、時間指定なども可能です

 

●送 料/基本のコラボセット(ヤマト運輸60cmサイズ)

北海道        ¥2,120
東   北         ¥1,540
関東/信越 ¥1,230
北陸/中部 ¥960
関西/四国 ¥830
中国/九州 ¥710
沖 縄        ¥1,110

 

詳細はオンラインショップ・プチセルストアをご覧下さい

以上、たくさんのご注文をお待ちしています!