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エキストラバージン・オリーブオイル ベストコレクションNo.2
asakura Oil ロゴ
名称 アサクラオイル
生産者 朝倉玲子
生産地 イタリア・アブルッツォ州ペンネ
品 種 在来品種 ディリッタ
容 量 220g(250ml)
特 徴 コールド抽出法
自然栽培(無農薬・無施肥)無ろ過(デカンテーションをせず絞りたてをそのまま瓶詰め)
熟し加減7-8割の果実を収穫
風味・味/青々しくフレッシュ感が強くスパイシー。 後味はマイルドだが複雑な香りと風味。 アサクラ農園の畑のハーモニーそのもの
自然
栽培歴
2006年より(以前20年間無肥料無農薬)

収穫日 2015年10月12日~25日
賞味期限 2017年3月30日
アサクラオイル(2015年産)

asakura Oil

酸度 過酸化物価値
2015年度 0.14% 10.35
2014年度
2013年度 0.3% 9.2
2012年度 0.16% 5.2
2011年産 0.19% 5.6
2010年産 0.21% 3.6
2009年産 0.15% 5.5

(酸度・過酸化物価値は抽出サンプルからの値)

■自然栽培について
アサクラオイルは自然栽培で出来たオリーブオイルです。
自然栽培という言葉はちょっと考えると変?と思われるかもしれません。なぜかというと『自然』という言葉と『栽培』、という言葉が相反するからです。
植物はそれぞれに原産地がありその気候風土の環境に適応しその中で種を増やしてきました。
現在、色々な植物、野菜や果物は人の手(化学やバイオテクノロジー)によってどんどん広がり場所や気候をそれほど選ばずに色々な環境に適応する事ができるようになりました。私たち、特に日本では色々なものがどんな季節にも手に入るようになっています。しかしこのようにして出来たものは植物を遺伝子レベルで操作したり農薬、化学肥料、大量の有機質肥料(動物性の)を使い自然に負荷をかけて栽培し、自然に逆らった作り方をして得られたものです。
知らず知らずそれらは私たちの環境、地球自身に大変なダメージを与えてきました。
そんな中、それらの栽培を見直そう、自然により近い環境で農作物を育てようという動きが少しずつ増えています。自然栽培は、できるだけそのものの原産地、そしてそれが好む『自然』環境を人間が作ってあげる。環境を整えてあげたら剪定や収穫をし育った分をある意味取り除く事で植物の成長・環境を一定にしてあげる、これが『栽培』つまり植物本来の性質を最大限に尊重しつつ環境作りを人間がする。これが自然栽培の定理です。収穫量は慣行栽培や有機栽培のものよりやや劣るものもありますが植物自体そして土地環境に負荷をかけないので地球規模でやれるこれからの新しい農法だと私は思います。
■アサクラオイルの農園
これは2年前の晩秋の畑
収穫が終わり冬を待つばかり。海抜400m以上にあるペンネは雪も降る。雪が害虫や菌類を死滅させてくれます。
ペンネはパスタのpenneと同じつづり、しかし地名です。
四方八方この地区はオリーブの有名な産地です。もともとの地主は20数年間農薬も肥料も一切施さずほったらかしにしていたとのこと。
ゆったりとした中にオリーブの木がぽつりぽつりと植わっている。
太陽が四方八方から当たり、また風が流れるので虫や菌が発生しにくい理想の栽培環境。
アブルッツォ州
ペンネという街。
人口1万人弱の小さな街。旧市街は中世の街並みの残るアンティークな雰囲気。
とても素敵です。農園はそこから車で10分ほど郊外にあります。
畑に立っただけでとても気持ちいい空間。
オリーブ畑と自然環境に癒されます是非遊びにきてください!

元地主のジュゼッペ夫婦
彼らの本業は不動産業。
オリーブ搾油所の社長でもある。
写真ではわかりにくいがかなりの急勾配。収穫など作業は半端でない重労働。
皆さん手伝いに来てね!
◆この地区はオリーブ原産地呼称制(DOP)区域
アサクラ農園のオリーブはDOP指定の在来種オリーブ品種ディリットを栽培、秋収穫からはDOP登録もできラベルにも記載する予定です。
DOP/登録は混ぜもの無しその地区のオリーブのみで作ったオリーブオイルとの証明になる。
↑→これがディリッタ
◆品種改良をしないこの土地独特の品種。
品種改良はなぜするのか?
1. 病害虫の被害に強く
2. 収穫量をより多く味
3. 風味をより良く(一般的に)
主に、より栽培しやすく食べやすくする為に品種改良はされる。新しい品種は収穫量が多いので在来種はどんどん少なくなっているのが現状。在来種の野性味のある味や風味、土地の財産である昔からの品種は貴重な存在です
2006年秋はじめての収穫~アサクラオイル誕生!
収穫は楽しい?
どのくらい収穫できるか?なんて考えもせずひたすら3日間(250本の木をベテラン3名と共に)オリーブをとり続けた。
いろいろな事を考えたなぁ~イタリアで初めて住んだ3年間、出会った人々、オリーブオイル屋になろうと思った時、オルチョのジョバンナさんに出会うまで、 そしてこの農園との出会いetc・・・摘んだオリーブを見ながらすべての始まりはこのオリーブからだと しみじみ思った・・・・・・
地主ジュゼッペの時代から
長年収穫を手伝ってくれている
みんな
3日間好天に恵まれ
ラッキー!
下に網を敷きその下に
手でしごいて果実を落としていく。
4名全員で1本1本手摘みしていく。
オリーブは1年ごとに裏年表年が有り、収穫量が増減する。
今年は裏年、収量は昨年の2分の1でした。
しかし私は大満足!
初めての収穫、奥3カセットと手前1カセット合計4カセットが初収穫のオリーブ。
これからすぐ搾油に入ります。
06年10月12日夕方 同日搾油は良質のオリーブオイルを作るのに必須条件!
いよいよ搾油開始
真水で洗浄されカッターで砕かれる果実
オルチョが石臼で挽かれるのとはちょっと違います
カッティングされたオリーブ果実はさらに攪拌する事により細かなペースト状にされる。
収穫と同日搾油、オリーブの劣化が始まる前に処理してあげます。
出来上がるオイルは極上品!
攪拌されたオリーブペーストがこの遠心分離機により油と水分と滓に分かれます。
遠心分離の弱点、摩擦による熱が発生するとオイルは台無しに・・・しかし最新のこの機械は28℃以上にはならないようになっている。
絞られでてきたオイル。
下に溜まったオイルを良く見てください
濁ってるのがわかります。これをこのまま即瓶詰めします
お世話になった搾油所のジャンニ君
絞られたオイルをすぐ瓶詰め
フィルターにかけず、オルチョのように
自然分離で果肉を取り除く事もしません
できたオイルは濃厚!
瓶詰めされたものを1本1本検品する私。ラベルがまだ出来ておらずこれが終わるとデザイナーの所へダッシュ
ラベル図案は30分で決まる
今回のラベルはアンナさんにお願いした。さすがイタリア人センスがいい!
大体こんなラベルが貼られてきます。
黒地に黄色文字。
ASAKURA OILラベル完成!
←合計1000本のボトルが完成!
梱包を終え日本出発を待つばかり!
オリーブオイル屋としてオルチョサンニータの販売に無我夢中でしたが、だんだんオルチョも数に限界が見えてきて次なるオイルをと探し続けてきたがなかなか納得のいくものが見つけられなかった。
オルチョのような良さ(いろいろあるが)またそれ以上のものを持つオイルをはなかなかない。そのような中で自然栽培というものを知り是非自然栽培で出来たオリーブオイルを!という思いが強くなっていった。そこで色々なイタリア人に聞いて回ったが肥料を入れないでどうやって栽培するのかと全く相手にしてもらえないのがほとんどだった。
農薬はもちろん、肥料を入れないということは彼らの頭には微塵もなく、そんな栽培でどうやって農家は食べていくんだ!といわれる事もあった。
あるイタリア人には自分でやるしかないね、と半ば冗談を言われたのだが、私はそれもいいかも!と思うようになり畑を探し出すと同時ぐらいにすぐこの地主に出会った。海抜400mと丘の頂上にあるこの農園はかなり急な坂になっている。始めはこんなところで作業が出来るかとても心配だったが、歩き慣れるとそうでもない。そして知れば知るほどこの農園が自然栽培にふさわしい事がわかってきた。
昔は牧畜をやっていたそうでそこで牧草の合間合間にオリーブを植えて自家用に栽培してきたとのこと。不動産業、オイル搾油所が軌道に乗り牧畜は20数年前に止めてしまったそうでそれから畑はほったらかし状態。剪定や収穫こそしていたが全く肥料も農薬もあげたことがない、まさに自然栽培そのものの畑であったのです。
木はほとんど40~50年ほど経った古いオリーブばかり、しかし在来種の品種だというではないか。またこの地区はイタリアでも珍しい高い山があり質のいい水が豊富。また海抜が高いので湿気が少なく空気が流れるのでもともと害虫などが寄り付きにくい土地柄。そもそも肥料を施さないので余計な害虫や菌らが寄り付きにくい非常によい環境の畑でした。
これからは木の剪定の工夫、また豆などを撒いて土地環境がさらによくなるように自分なりに試行錯誤したいと思っています。
どうぞ皆さんも機会がありましたらアサクラ農園に是非いらして畑に立ってみて下さい。
気持ちいいことこの上ありません。多くの方とこの環境を共有して楽しんでいきたいと思っています。

06年10月に初めてオルチョお客さまツアーを しました。あるレストランでアサクラオイルのお披露目をしたその時のブルスケッタです。
オイルをよくご覧下さい。

同じくアンティパスト・Pesce crudo
魚専門のレストランだったのですが
これは手長海老・イカの刺身仕立て
アサクラオイルは濃厚なのでそのものがソースになってしまいます。
とてもリッチ。