果実酒・赤
シンチェーロ
750ml
在庫の有無はオンラインショップからご確認ください
生産者 | IL TORCHIO (アントニオ・ルッソリッロ) |
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産地 | Montecalvo Irpino(ベネヴェント/カンパ―ニア州) |
果実の品種名 | カンパ―ニア州在来古代からの品種 黒ぶどう・アリアニコ(100%) |
栽培について | オーガニック栽培(低農薬) コルドンスペロナート仕立て |
土壌 | 粘土質-石灰質 |
畑標高 | 350m |
醸造法 | ブドウを丁寧に選別後15-20日間のマセラシオン 手作業でピジャージュを行う |
熟成 | 瓶詰前に最低24ヵ月間ステンレスタンクで成熟させ、6ヵ月毎に澱引きを行い、精澄剤や安定剤は添加しない 澱が見られることがあるがこれは製品の自然さを表している |
アルコール | 13% |
風味/味の特徴 | 肉のオーブン焼きやグリルあるいはジビエとの相性は完璧 塩気のある熟成チーズとも良く合う このワインの原産地繋がりのマリアージュでは良質のカチョカヴァッロがお勧め |
最適サーブ温度 | 14-16℃ |
Episode
2003年より取り扱う野生のオレガノ、2011年からはトマト瓶詰丘の上のポモドーロでおなじみのアントニオさんのつくるワイン
代々自家用ワインづくりから自営の農家レストランで提供するワインをつくるため14年前にブドウ栽培の根幹を変える
息子のオランドが大学で有機農業を専攻し、その後ワイン醸造の道へ進むことになるのと連動し、さらにワインづくりに力を入れるようになる
打ち合わせのためとお客様ツアー等で毎年訪れるアントニオの農家レストランですが、
2018年に飲んだアリアニコ2017年産の赤ワインの味が素晴らしく、これを日本の皆さんに飲んでいただきたく今回輸入するに至る
Name
イタリア語で『誠実』という意味
なんでこの名前を付けたの?と聞くと「酸化防止剤の量を最低限に抑え、その他の添加物は使用していないから」と恥ずかしく笑ったアントニオさん
オレガノの取り扱い以降、厳しい気候風土の中たくましく生きる彼の生き方こそ「シンチェーロ」と思うのです
Landscape
都市部から離れた南イタリアの内陸地帯、雄大な丘陵地帯に囲まれた中に点在する小さな村々が見える
平地がなくアップダウンが激しくまた森や雑木林がほとんどなく土壌条件に合った限られた作物が実る
ブドウ畑は僅か4ヘクタールの小規模栽培で全てが自社畑
そのおかげで、畑でもカンティーナでもオーガニック方法を採用してブドウの木や畑を取り巻く自然環境に敬意を払いつつ生産の各段階においてきめ細やかな管理を行うことができる
Producer
土地を耕し野菜や穀物をつくり、家畜を飼い加工品をつくり自分たちの食料を自給するアントニオさん
先祖代々やってきたことを継承し淡々と生きている
農家民宿とレストランを経営し使用食材のほとんどを自給し、料理上手な妻ジェラルディーナと二人三脚で生きる姿は、逞しく度重なる天候被害にも前向きで精いっぱい自分達の力でこの孤立した土地柄と厳しい気候風土から培われたものである、と10年以上みてきて思う