おいしい~おいしい~
オルチョオリーブオイル漬けの
アンチョヴィ。
イタリアンにはもちろん、
和食、特にご飯に合います!
すこしずつ、すこ~しずつ広がり
大人気アイテムになっています。
そのアンチョヴィが一時欠品になっておりましたが、
入荷しました。
そもそも、アンチョヴィは一年に一回だけの入荷でしたが、
今年は早々に終わってしまいました。
アンチョヴィの原料カタクチイワシは、
アンチョヴィ工房のあるアマルフィ沖から、
地中海沿岸の新鮮なカタクチイワシを原料にし、
水揚げしたものをすぐさま頭・内臓部分を取り除き(もちろん全部手作業)
一旦塩漬けにされます。
塩はイタリア国内産のシシリーの海塩を使用しています。
カタクチイワシの漁は
5月から7月ぐらいまでがアンチョヴィ用に最適で、
下処理しすぐ塩漬けしたものを
常温で熟成させます。
室温の状態(つまりその年の気候)にもよりますが
職人が見極め10月の終わりごろに熟成が完了します。
熟成が終わると
塩抜きし(真水で洗って水けを切る)
三枚に手開きにし、骨やフィレ以外を取り除き、
瓶に詰めオルチョを蓋をし日本へ向けての準備が整います。
(↓塩抜きしてすぐはこのように身が白っぽい)
この新もののアンチョヴィが届くのが通常3月ぐらいになります。
昨年2021産のアンチョヴィが早々に売り切れ、
新しいものが来るまでに半年近くもあるのはちょっと・・・・
とアンチョヴィ工房に問い合わせたら、
2021産の塩漬けになったものが冷蔵庫にあるという。
塩漬け期間が長いと塩気が強くなるのでは?
と思いましたが、
アンチョヴィ屋のジーナさんが言うには、
低温で熟成をストップしており、
塩気が強まるほどの期間ではないから大丈夫という。
食べていないので何とも判断のしようがありませんでしたが、
ジーナさんを信じ、また経験値を増やすために、
追加注文したのが7月。
そうしたらなんと
いつもの瓶が手に入らないという。
時世の影響で、
いろいろなことが滞っているヨーロッパ。
どの生産者も容器がないと口々に言う。
ここもか!
手持ちの在庫が500個ほど、ということで
似たような瓶を探したが、
同じ瓶を見つけることができないという。
代替はガラスがいままでより少し薄く小ぶりになるという。
それでもいいか?と言われたが、
今回は在庫のいつもの瓶がある分だけ
詰めてもらうことにした。
いつもの瓶の入手は今後難しい、とも言われ、
2022産新ものはその小ぶりのガラス瓶に入れてもらい
ただいま、船に乗せる前の荷作り準備中です。
そのような経緯で届いた
今回再入荷の2021年産オルチョ・アンチョヴィフィレ。
色合いは、
瓶詰めしたばかりが白い身に対し、
夏過ぎると熟成し赤身の増した身の色。
これは熟成が進んで旨みが増した証拠。
おいしい色合いです。
そして食べてみると、
新物で届いたものと遜色ない味わいです。
よかった!
しかし~~~しかし~
時世の影響で、
輸入コストが上がり続けています。
今回価格改定をせざるを得ない状況ですが、
次回新ものは瓶の大きさが(小さめになる)変わるタイミングで
価格改定することにしました。(つまり今回入荷は価格据え置き)
来春到着の新物アンチョヴィにつきましては
瓶のサイズが一回り小さめになりますが
内容量は同じ230gです。
瓶代は多少安くなるのですが
価格改定せざるを得ない現状です。
つまり、次の新ものは間違いなく値上げになります。
この価格(2980円税込/230g)はこの再入荷した分のみまでになります。
そして、これから寒くなり、
また人が集まる年末年始にお勧めレシピはこちら。
ヤンソンさんの誘惑(じゃがいもとアンチョヴィのオーブン焼き)
大人気のレシピです。こちらもお試しください!
YouTubeアサクラCHANNELはこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=hCKZLtx92UM
オルチョアンチョヴィフィレ ¥2980/230g
(中心もぎゅうぎゅうに詰まっています)