いや~
何事も学びだね。
会津クチーナの自分の講座で、
今回もたくさん学んだ(わたしが)
教えるってのは、学べるんだよね。
会津クチーナでは、
オリーブオイル使い方講習のレクチャーを
いろんな角度から行っています。
イタリア料理に興味のある方がたいてい参加されるんですが、
オリーブオイルの使い方のコツや
おいしいオイルのことを学ぶのが主なので、
ちょっと面食らってしまう方もいらっしゃいます。
レシピがシンプル過ぎて、材料が少なすぎて、
しかし、それにハマっていく方も多く、
オリーブオイルの使い方や美味しさがまだまだ
知らない人がほとんど、というのが
オリーブオイル輸入販売をし20年以上経ちますが思うところです。
クチーナでは
〇単発の講座、
〇初心者向けの講座(料理自体についてもオリーブオイルについても)
〇素材の使いの講座(野菜や食材を1つだけにしぼり数品作る)
〇座学も交えた基本のイタリア料理について学ぶ講座(連続4回)
〇遠方からいらっしゃる方の為の講座(連続3回)
〇指導員養成講座
とまあ、こんなところでしょうか。
ブログの題・インテンシーボとは
遠方のかた向けに、集中して学んでいただく講座です。
それが今年前期が先週終わりました。
集中講座は、気軽に受けてももちろんOKですが、
ほとんどが、芯の部分を知りたい方が参加されます。
そしてね、
すご~~い勉強になるのです。(受講者がよ)
これは受講すればわかりますが、
あんまり書かない。
書きゃいいってもんでもないしね。
そこで
講座内でパスタを茹るシーンがありました。
参加者の方が茹でました。
そしたらびっくりした~~本当にビックリした。
いや、いいんです。
お料理は自由だから。
どのように料理してもおいしくできればいいのです。
でもね、
パスタのゆで方はちょっと要注意なのです。
わたしは、今回の受講者が茹でてくれた
ロングパスタ(カッペッリ小麦のスパゲッティでした)
を茹でる、という行為、
たいてい料理は自宅の密室の中で一人でやる。
誰かに披露しながら
するもんじゃあないわけです。
しかし、その参加者のゆで方をみて、
あまりの茹でるお湯の少なさ加減に、
あらま~~~となって
逆に私が学びました。
その方が言うに、
私のレクチャーでだったか
袋に書いてあるゆで方だったか、
2リットルに2人分のパスタ、と言った(書いてあった)ので
1人分なら半分の1リットルで80gのスパゲッティでいい、という理解でした。
そうかそうか、そう理解されたか~と。
わたししみじみ。
たしかに、一般のパスタ、たとえば
高温乾燥のパスタの代表・〇リ〇社とか〇ェ〇ェ〇社とかはそれでも茹でられますよ。
しかし、うちの低温乾燥はそれとは数十度も低い温度で乾燥してるので
やわらかいのです。
見た目は堅そうだけど、
めっちゃデリケートなのだわ。
だからね、たっぷりのお湯で茹でてほしいんです。
参加者のをその場で写真はとれなかったんで
私が再現してみました。
↑ 見えますかねお湯の量。
リングイネがお湯に浸っている部分が下たった1/5ほどです。
これじゃ、いくら何でも少ないのです。
鍋にもよりますが、
80g1人分なら最低でも1.5㍑
2人分160~200gなら2㍑
というようにね。
生の蕎麦を茹でる時のようにたっぷりのお湯が必要です。
お湯の中で悠々と泳げるような感じで茹でてください。
また、ロングパスタをお湯に入れたらお湯に浸っている部分だけ箸でほぐし
(くっつき防止)
あまりいじらない、無理にお湯の中に麺を入れようとしないことです。
お湯に浸っている部分がしなったら
箸でゆっくりお湯の中に入れてあげます。
アサクラパスタはとってもデリケート。
切れる、という方もいるのですが、
間違いなくお湯の量が少なく、
お箸でしょっちゅう麺をかき混ぜていると思われます。
麺がお湯の中で全体にほぐれたら、そんなにかき混ぜなくてもOK
ロング麺のゆで上がりの見極めは、
箸でもち上げた麺の下がくっついたら、もうすぐの印!
必ず食べてみてアルデンテか確認しましょう。
茹で時間をタイマーで測っても必ず、1分程度早くこの状態を見極め、
味を確認してからざるにとってください!
だめだよ~タイマーが鳴ったら無条件でざるにとるのは!
必ず口に含んで噛んでアルデンテの確認です!
千葉産のアーティチョークが届いて、
食べられるか確認のためについでにソースにしました、
うめーーー(訳/うまいーーー)
アーティチョークの旨さをわかる人いるかな~
私は前世は間違いなくイタリアの人だと思うんで、
めっちゃ大好きな味なのです。
アーティチョークの会もやりたいんだけどね~
日本に定着するのはあともうちょっとかかるか。
って一人昼飯を食べながら思ったわ。
チャオ