★2月号更新

2023年2月号通信

コラム内容

会津倉庫ご紹介

 いつもご愛用、そしてお引き立てありがとうございます。今月は弊社倉庫スタッフがどのように仕事をしているかをご紹介したいと思います。

 イタリアから到着した品はスタッフにより一つ一つ検品をしながらラベルを貼りその後ご注文の品や数に相応しい箱を選び、スパゲッティなら折れないよう、ショート麺なら崩れないよう、瓶物も割れぬよう注意を払って梱包しています。弊社アイテムに大量生産品は一つもありませんので、イタリアでは生産者がそれぞれ品に合う箱を作り、または既製品の箱を使い梱包しています。日本に到着しても品の出来上がりにムラがあったり、ラベルの貼り方や充填に問題があったり到着してみないとわからない状況が多く、機械やAIでは対応できないのが手作り品を扱う弊社アイテムです。

 私はこの仕事をして今年の五月で丸二十三年になります。オリーブオイルの販売に携わり初めは私一人で全てやっていました。その二年後に出張講習で留守がちになった私の代わりに専業主婦だった事務経験のあるKが手伝うようになります。それから少しずつ取扱も広がり品もスタッフの数も増え倉庫も広くなり現在に至ります。イタリアから来る品はスタッフの目を通し手を加えることにより『アサクラアイテムになる』のだと私は思っています。どの品も生産者が自ら種を蒔き育て実った産物で加工した貴重なものです。お客様のお手元に届くまでにいろいろなプロセスを経て届くわけですが、手前味噌にはなりますが品の扱いにおいて、弊社は天下一品だと自負しております。品への理解、クレームがあった場合も徹底的に考え、それが改善出来ないどうしようもない場合は、丁寧に説明し廃棄することはせず販売できるよう努力をしております。また弊社のアイテムの在庫数を合計すると万単位の数になりますが、棚卸での数の違いはほとんどないのが自慢です。イタリアから入荷した数、販売した数を引き、残りの数を精査するのが棚卸ですが、その差異がほとんどゼロに近いかもしくはゼロ。これは常にスタッフ一人一人が責任を持ちアイテムに誇りを持ち、大事に思う賜物と思っています。

 みなさんは梱包を開けた時にどのように感じられますか?弊社スタッフはほとんど知らないお客様へのご注文に対応します。ご注文内容を見ながら皆さんが喜ばれるお顔を想像しながら梱包するよう心がけております。その精度を上げるのに上限はないと思っています。もし何かお気づきの点がございましたら遠慮なくご進言の程をお願い申し上げます。

 手前味噌の我社自慢にはなりましたが私を助けてくれた前述のKが一月一杯で去ることになりました。寂しく残念ですが後進を育成するのもリーダーとしての任務。Kに感謝し更なる人材育成に精進したいと思います。(れ)

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レシピ:野菜と豆(チェチ)のシンプルスープ