ローマ中央駅。
空港に降り立った私。かなり緊張していたと思う。
30kgもあるスーツケース1個。
かなりでかいバックパック1個。
それにウエストポーチをした私は
全神経をこの荷物、そして
大事なパスポートと財布に集中し
飛行場内にある空港駅まで自力で目的地・フィレンツェまで行かなければならない。
空港の看板、
イタリア語と英語の標識を見ながらやっとのことで
国鉄乗り場にたどり着くと
切符売り場で長蛇の列を見、がっくり。
長い長い列で待ちながらも切符の買い方を復習。
ドキドキ!はちきれんばかり!
やっと回ってきた順番、フィレンツェまでの切符を買わなければならない。
(ひゃ~順番が来てしまった!どーしよーー)
駅員のイタリア語が聞き取れるだろうか?
なんてったってここまで来るのに
ネイティブイタリア語は聞いたことが無いんだから(涙)
私)Vorrei andare a Firenze(フィレンツェまで)
駅員)○×●■□$&#$
私)????
なに言ってるかさっぱりわからん。
すると駅員は親指を立てた。
私)????1・いち??
そうそう、一人一人私一人 Una!(ウーナ!)
と答えて駅員はやれやれっというジェチヤ-をしながらも
切符をやっと手配してくれた。
金額は液晶画面に出たからわかった(やった!切符が買えた!)
空港からローマ中央駅を経由してそこから
ユーロスターに乗り換えていざフィレンツェへ!
ローマ中央駅は泥棒の巣と地球の歩き方に書いてある。
一番の難関だ。
空港駅から泥棒の巣・中央駅について緊張はピークに。
30kgのスーツケースを転がしながらプラス背中にバックパック。
(よく背負ってたものだ)
やっとユーロスターに乗り終えてほっと一息。
気がつくと背中は汗でぐっしょり。
フィレンツェまでは特急で約2時間。
飛行機で13時間以上もかかって着いたがまだまだ気が抜けない。
電車に乗ると直ぐ異常に気づく。
到着駅の放送が聞き取れない。
しかも一回しか言わない。
日本のように親切丁寧な「次の駅は○○~お忘れ物のないように」などと
いっている形跡がない。
焦るワタクシ。
そしてまた汗汗汗。。。。
次号に続く