
商品名 | 丘の上のポモドリーノ |
商品内容 | チェリートマトの水煮 |
生産者 | La Pacchiana社 アントニオ・ルッソリッロ |
生産地 | カンパーニャ州モンテカルボ |
内容量 | 580g |
特 徴 | イタリア有機認証 ビオアグリチェルトの有機認定品 |

商品名 | パッサータ・ポモドーロ |
商品内容 | サンマルツァーノのピュレ |
生産者 | La Pacchiana社 アントニオ・ルッソリッロ |
生産地 | カンパーニャ州モンテカルボ |
内容量 | 720ml |
特 徴 | イタリア有機認証 ビオアグリチェルトの有機認定品 |
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生産地

カンパーニャ州モンテカルボイルピーノ という小さな町が丘ポモの産地。丘陵地帯が連なるとても雄大な自然の中で栽培されています。
イタリア半島は海に囲まれていますが、
向かって右側がアドリア海、左側がティレニア海。
両方から丁度100kmという、内陸に位置しています。
イタリア半島は海に囲まれていますが、
向かって右側がアドリア海、左側がティレニア海。
両方から丁度100kmという、内陸に位置しています。

4月に種を蒔き、5月に定植します。
種はこの辺りの固定種、加工用においしいチェリートマトですこの画像は5月定植の時期のもの。
土がかなりの粘土質なのがわかると思います。
種はこの辺りの固定種、加工用においしいチェリートマトですこの画像は5月定植の時期のもの。
土がかなりの粘土質なのがわかると思います。


丘ポモの原料・チェリートマト畑!
5月に定植したトマトが立派に育ちました。
収穫は9月初旬から約2週間のみ。
※収穫期に雨が降ると果実が割れで品質が落ちてしまいます。
5月に定植したトマトが立派に育ちました。
収穫は9月初旬から約2週間のみ。
※収穫期に雨が降ると果実が割れで品質が落ちてしまいます。

チェリートマトは地ばえで生食用のようにどんどん伸びない品種です。縦に長細く、皮も厚め、水分が少なく 加熱用でおいしいチェリートマトです

収穫は腰をかがめての重労働です。南イタリアですので夏の暑さはそれはそれはものすごい、
しかもここは丘陵海抜700m以上ありますので
紫外線の強さが半端でない!
しかもここは丘陵海抜700m以上ありますので
紫外線の強さが半端でない!
朝露が乾いたらすぐ畑へ。
早朝からせいぜい午前11時ぐらいまでと夕方近くに太陽光が弱まったら再度畑に、というように収穫しています。
丘の上には畑以外なんにもないのですが、 ところどころ、このように木が一本二本植えられており、その日陰に収穫したものを置いておきます。
暑さから逃れてホット一息のチェリートマト(写真右側)
畑で作業していたら食べてごらんと差し出されました。

夏は全くといっていいほど雨が降らない南イタリア。
水事情もわるく、ここは灌漑設備も無し。夏は乾燥がひどく、土もひび割れてる。
水事情もわるく、ここは灌漑設備も無し。夏は乾燥がひどく、土もひび割れてる。
しかしアントニオは、「粘土質の土が冬の間に降る雨をたっぷり吸い込み、
この乾燥にももちこたえられる条件でこのチェリートマトが実をつけるんだ」
と言います。
「乾燥」「高い海抜」と聞いて、トマトの原産地アンデスに似ているな、と思った。
丘ポモのあの濃厚な味が収穫風景をみて納得。
厳しい気候風土に合った生産物を無理せずつくっている、ということを実感。

収穫したらすぐ加工所に運びます。
洗浄機に入れ真水で洗いヘタもここでほとんど取れます。
洗浄機に入れ真水で洗いヘタもここでほとんど取れます。

洗ってヘタが取れた状態。
完熟だけ選んで収穫しているのでどれもおいしそうな
つるんつるんのかわいいチェリートマト
完熟だけ選んで収穫しているのでどれもおいしそうな
つるんつるんのかわいいチェリートマト

ガラス瓶に直接「生」のチェリートマトを手で充填です。
作業している動画です。

チェリートマトを瓶一杯に詰めあらかじめ同じチェリートマトでつくった濃縮ジュースを充填します。

こちらが別ラインでチェリートマトを加熱し水分と種と皮を取り除き(もちろん物理的に)果肉のみをさらに濃縮させます。これがアントニオ自慢の煮詰める鍋。
鍋底が銅で出来ており満遍なく均一に火が通るそうで おいしい濃縮ジュースができるそうです。
生産者アントニオ

出来上がったばかりの丘ポモ2011年産で早速アントニオに料理してもらいます。彼は、オレガノの生産者でもあり、彼と知り合ってかれこれ10年以上経ちます。
希少なアントニオが山で採るオレガノに私は息をのむほどにびっくりしたものです。その香りの高さと持ちは素晴らしいのです。
希少なアントニオが山で採るオレガノに私は息をのむほどにびっくりしたものです。その香りの高さと持ちは素晴らしいのです。
彼は知り合った当初、過疎に悩む自分の故郷住む町を活性化させたいとの想いからモンテカルボを仲間の生産者たちと有機農業の町にすることを決意します。
そして農業組合「La Pacchiana」(ラ・パッキアーナ)を立ち上げます。
全て仲間たちの作る小麦でパンやお菓子、トマトや果物の加工、生で売るのではなく加工してより安定した農業経営ができるようにしていきます。
丘ポモも初期からオレガノとともに輸入を強く言われていましたが、 私は日本にあるものは基本的に輸入しないというスタンスでしたので断り続けていたのですが、震災を機により安心できるものを輸入すると決め最初に取り組んだのがこの丘ポモです。
今ではアサクラ人気商品になりました。

つくってくれたのはオリーブオイル(自家製)と丘ポモ、ニンニクと塩だけをさっと煮込みそして仕上げはもちろん野生のオレガノ。

これだけです。茹で上がったアルデンテのスパゲッティをほおりこみあえるだけ。
このままを日本のご家庭でもそのまま味わっていただけます!

アントニオと奥さんのジェラルディーナと娘のカミッラ
(他に娘と息子、合計3名の子供も)
(他に娘と息子、合計3名の子供も)

夫婦二人で農家レストランも営む。
ワインからパンまでほとんどのものを仲間の生産者や自家栽培で賄う。
野菜や果物はもちろん家畜もいるので
ハムやソーセージも自家製、自給自足に近い生活をしている。ジェラルディーナの料理はシンプルでおいしく、
訪問する時は彼女の料理をご馳走になるのも楽しみの一つ。
ワインからパンまでほとんどのものを仲間の生産者や自家栽培で賄う。
野菜や果物はもちろん家畜もいるので
ハムやソーセージも自家製、自給自足に近い生活をしている。ジェラルディーナの料理はシンプルでおいしく、
訪問する時は彼女の料理をご馳走になるのも楽しみの一つ。
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